ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

さらなる 強化を図ってまいります。

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本日 11日より 弟の初盆でもあり 15日まで 人並みに 申しわけございませんが お盆休みをいただく事になりました。


つきましては 16日より 平常営業させていただきますので よろしくお願いいたします。


今回 量産化に向い 最終段階で roadster AKI 量産体制に 入りつつ roadster 龍妃 ファイナル の メス型製作を 開始させていただいておりますが 先回より お話させていただいておりました FRP樹脂に関しまして どうしても 完成後の変形が気に入らず ましてや 納車後にも 変形が継続されることは 我慢できなかった為 関係業者様から ご紹介いただきました 130度まで 変形しない 新しい樹脂のテストを繰り返しておりましたところ ほぼ 納得のいくデータが取れましたし 製作にあたり 今までの樹脂との 作業的な相違もほとんどなく 若干の問題点は あったものの 特に影響がないと判断させていただき ほぼ この新しい樹脂へ変更したいと思っておりました。


しかしながら 世の中 色々 進歩してみえるようで 新たなる 画期的な樹脂を ご紹介いただけることになりました。


細かいことは 企業秘密ですので 申し上げられませんが 今回の樹脂は 高額商品ですが そのデメリットを克復できるほど その性能は 素晴らしく 今までは 変形防止 及び 強度確保の為 通常の一番薄い個所で 7積層 厚い場所におきましては 最高 11積層と 実車をご覧いただいた お客様も 皆さま ビックリされるほどの 厚さでありましたが その半分以下の厚さでも それ以上の強度を確保できるようです。


なかなか 想像できないと思われますが 7積層ということは 厚さは 約 7mm 11積層に 至っては 約 11mm と言う 肉厚になっております。


FRP製品といえば 皆さま ペンペラの商品を相応されると思われますが 当社のボディーは そのような 安っぽいボディーではございません。

ですが 逆に 肉厚があるがゆえに 各部の干渉の問題も出ていることも事実であり 可能であれば 強度が確保できつつ 薄く 確実に変形を防止できる樹脂を探していた次第です。


今回 ご紹介いただきました 画期的な樹脂は 今までの樹脂ではない為 乾燥後の変形も無く 軽く 叩く音さえ まるで違う 優れた商品でして まずは メーカーさまから 樹脂のご提供をいただき 新型 roadster 龍妃ファイナル の フードパネル 左右ドアー バックドアーの メス型の製作でテストさせていただいておりました。

結果として 自分なりに 納得いく仕上がりでしたし そのメス型も 強度確保が十分な為 メス型 専用樹脂は 使用したものの 薄く 軽いメス型が完成 薄くても 叩く音は まるで今までの樹脂とは違い 完全に硬化した 固い まるで陶器のような乾いた音でして  「まだまだ 半渇きですよ」 と 言わんばかりの 叩いた際 独特の 柔らかい感じの音がしているメス型や 製品とは まるで 別物が完成いたしました。


この樹脂の場合 良い事ばかりではなく デメリットもございますが 特に コストが高額になる点等は 積層枚数が少なくて済むことで 使用材料の容量も少なく 人件費の削減はもちろん 何よりも 製作期間の短縮 が 図れますので 現状では 是非 この樹脂を 今後 すべての メス型は もちろん ボディー や 各種パーツの製作 すべてにおいて 使用していこうと思っております。


よって 現在 新型 roadster 龍妃ファイナル の ボディー自体も この樹脂でのメス型を製作する為 割型にするための フランジ製作作業を進行中です。

また 今回の割型の個所も 今までとは変えて 大切なプレスラインで 割っていたことが多かったのですが それでは 随時 プレスラインを成型しなおすこととなり 下作りも 大変になると思い 今回は わざと プレスラインを残し その横で割る様にしております。


メス型製作にあたり ボディーを 隣接しない箇所ごとに 3個のグループに分けて 順次 積層作業を進行しつつ メス型完成を目指すのですが お盆前に 一回目の積層を行います 天井部分 及び 左右フロントフェンダーパネル部分のフランジ製作が完成 このまま 型用ゲルコートを塗装しても良いのですが お盆休みの間が長く 高温なため 必要以上に乾燥すると思われますので 盆休み明け一番で ゲルコート塗装して 順次 積層していく予定で 作業完了させていただきました。


同時製作中の roadster AKI 2号車 は ボディー固定も完了 現在 ボンドカー同様 トランクルームスペースを 少しでも確保するため リヤーフロアーを切断 鉄骨補強を兼ねて 今回 溶接専用要員として 新人さん? (すでに30年のつきあいですが・・・) が 参加していただけることになりましたので 彼が 担当していただけ 見本である ボンドカーの トランク部分を見つつ 頑丈に 製作していただいておりますし ボンドカーも トランクルームの FRP積層も完了 現在 左右 ドアーパネルの製作を進行しております。


当然 この二台の 各種パーツ等も ナガラ作業で 新規製作しておりまして 順次 完成しておりますので ご期待いただけると幸いです。


先日 全塗装が 完成してまいりました roadster 龍妃ファイナル も 同じく 作業の工程を調整しつつ 順次 組み付け作業に 取り掛かっております。


お盆明けには roadster AKI の 新しいボディー積層も 今回の樹脂で 製作開始もしてまいりますので 実際に どのくらい 製作期間短縮となるかも判明いたしますし 当然 今回の 新型 roadster 龍妃ファイナル の メス型製作と 同時進行で進めてまいりますので ご期待ください。


簡単な 作業動画 また 今回の樹脂のご紹介動画を アップさせていただきました。

是非 ご確認 お願いいたします。

https://youtu.be/3QyCK7EqdsU

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