先週は　九州工場スタッフの　本年度　一回目の研修から　始まりました。

今回の研修は　roadster AKI　クーペモデル　の　ドアーガラスレギュレーターの取付け　及び　ドアーサッシの製作を行なっております。

Roadster AKI　も　roadster　龍妃　ファイナル　も　基本設定は　ドアーインナーが　非常に狭いこともあり　オリジナルも　その当時は　パワーウィンドーの設定も無かった事もございますので　オリジナル重視で　手動のガラスレギュレーターを採用させていただいております。


しかしながら　今回の　roadster AKI　ボンドカー　は　お客様の　ご要望もあり　何とか　パワーウィンドー化できないか　試行錯誤しておりました。


最大に難点は　パワーウィンドーモーターの装着スペース確保が困難な点でした。

出来れば　ユーノスロードスターの物を　そのまま使用したいと思いましたが　上下させる仕組みが　ワイヤータイプであり　そのワイヤーの長さが短く　ギリギリサイズであったため　不可能と判断　他車のものを　いろいろ　試してみなしたが　ドアーの上下幅も　現行車よりも　小さい事もあり　なかなか　良い　レギュレーターを発見できませんでしたが　基本に戻り　ユーノスロードスターのレギュレーターを　何とか　装着できないか　試行錯誤の結果　何とか　装着可能となりました。


今後も　今回のように　パワーウィンドーを　ご希望される　お客様も多いと思われますので　今回の完成は　良い結果になると思っております。


問題は　手動タイプの場合　今回のボンドカーと同じ取り付けでは　　上下させる　ガラスハンドル装着部に　上下を可能にする　ガラスレール自体が　干渉してしまう為　製作不可能ですので　新たな　レギュレーター装着位置を決定しなければなりません。


よって　今回の研修を兼ねて　九州メンバーと共に　相談しつつ　手動タイプでの　レギュレーター装着を可能にするために　試作をかねながら　完成に挑んでおります。

おかげさまで　方向性も決定　完全な完成までは　至りませんでしたが　九州勢には　九州で再度　製作を　お願いしつつ　作業を引き継ぎ　進行させて参る所存です。


また　今回　製作した　ドアーサッシは　実は　非常に製作が困難な　厄介なパーツでして　コの字　に　プレスしていただいた鉄板を　ガラスのアールはもちろん　ボディーの曲線に合うように　加工していくのですが　それは　素人さんは　簡単に思われると思いますが　物凄く困難であり　技術を要する作業です。

いつもながら　試行錯誤の作業ばかりですが　試作から　各種　冶具を　製作しながら　二回目以降の製作を　少しでも容易にしたいと思っておりますが　このサッシ製作だけは　その様な簡単な　冶具では　無理でして　メーカー様のように　プレス加工での製作ではなく　すべて　手作業で加工製作することは　今後の　かなり　難題な課題です。


Roadster　龍妃　ファイナル　の組み付け等を　同時進行で行ないながら　作業しておりますが　早急に　roadster AKI　ボンドカー　及び　クーペ　の　車体歪検査合格を目指して頑張っておりますので　本年度も　よろしくお願いいたします。


先週の作業報告を　アップさせて頂きました。

ご確認　お願いいたします。

https://youtu.be/FhRgkk9wMi8