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ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

12日より 九州スタッフの研修を 順調に 行なっております。

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今週は 12日より 本年度 二回目の 九州スタッフ参加の 作業研修を行なっております。


今回の研修のメインは トヨタ2000GT の 一番の特徴でもある リトラヘッドライトの製作作業の研修を行いたいと思っております。


まずは 先回 車体固定のうち フロントマスク部分の固定は まだ 完了しておりませんでしたので 取り急ぎ フロントマスクを 定位置に 固定させる為 あらかじめ 積層で 固定用のアングルを マスク裏面に固定してございましたので そのアングルに L字のアングルを溶接する事で フレームに しっかり固定して その後 ただちに リトラヘッドの 装着作業を開始することにいたしました。


よって 固定作業にかかるため 左右 リトラヘッドの 三角の穴 同じく フォグランプ装着の為の左右の丸穴 そして グリルの穴を空け フロントマスクを 左右同じ高さになる様に しっかり固定いたしました。


その後 一番 難易度の高い作業である リトラヘッドの装着作業に入らせていただいております。


このリトラヘッドは 皆様は 簡単に思われると思いますが 実は 本当に 難易度の高い 非常に難しい 改造でして ただでさえ リトラヘッドは 開閉操作をする関係から 装着すること自体が 難しいのですが トヨタ2000GTの場合 そのヘッド装着が 丸みを帯びたデザインの上に 水平ではなく 非常に 難しい形状のフタを持ち合わせたヘッドでして 純正のリンクモーション自体も かなり 試行錯誤されたと思いますが 本当に 難しい構造でして 開閉速度も オリジナルの2000GTは 想像される以上に 驚くほど ゆっくりな動きでして そのままを 再現する事は リンクモーションの製作自体も たいへんな上に 可動方法にも問題もあり 現代の パッシング等の動きには 到底 追いつかない速度の為 あえて ドナーカーの ユーノスのヘッドライトリトラクティブルリンクモーションを 加工させていただき 容易に 確実に 早い開閉が 可能とし 当然 パッシングにも 対応できるものに仕上げる為に かなりの難易度ですが ユーノスの純正の リトラヘッドリンクモーション機構に 改造を施した上で トヨタ2000GTと同じ動きを再現できる リトラヘッドを 可能にしておりますので 容易には 製作することは 確実に 不可能ですし たいへんな 微調整と 技術を要する作業となっております。


しかしながら トヨタ2000GTの 譲れない特徴ですし 避けては通れませんし これが 綺麗に オリジナル同様に完成した際は 必ずや お客様も 喜んでいただけると思い 試作車での完成度では納得いかず 今回の オリジナルそっくりの完成度を目指して 製作させていただいておりますので 確実に 今回の研修で 九州スタッフにも 技術を伝授させていただき しっかり 習得して帰っていただきたいと思っております。


リトラの機構自体もそうですが ヘッドライトのケースも 穴に ギリギリで開閉する為 すべての箇所の寸法が 本当に ミリ単位でして その上 どうしても 市販車のようには 参りません為 個体差が生じます関係から 各車 微調整を要する作業でして 仮固定しては 採寸して確認 また 取り外しては 加工して 再度 装着という作業の繰り返しの結果 完成となりますが 本当に 気が遠くなり 頭も動かなくなるほどの難易度に やってみて初めて 本当に 試練という名が ピッタリだと思うほど 難しくて 面倒な作業となっております。


正直 この作業さえなければ もっと 容易に完成できると 常々 思うばかりです。


しかしながら 九州スタッフも 板金のプロですので 理屈も理解していただけ 着実に完成に向って作業が進行しております。


まだ 作業日数も少なく 簡単な 作業動画ですが アップさせていただきましたので ご確認 お願いいたします。

https://youtu.be/qrNBFVc8AnY

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