ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

作業報告をさせていただきます。

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新型 roadster AKI の作業進行ですが 先回の九州スタッフ研修が終了後 作業を 当社スタッフが引き継ぎ 無事終了できました。


試作一号車から比べますと どんどん オリジナルに近い ヘットライトになってきておりますが 今回のヘットの開閉位置は 開いた際の 位置を見ても 下側は ボディーに若干 ヘットリムが 被った感じであり ヘットと 三角おむすび形状のヘットカバーとの隙間も ほぼ無い状態で 求めていた オリジナルに近い 本当に 綺麗なヘットライトを 完成することが出来ました。

実は このヘットライトは 本当に たいへんな構造ですし 通常の車輌は 四角い形状のリトラヘッドライトが ほとんどであるにも拘らず トヨタ2000GT は 丸く 左右前後に 垂れ下がった形状であるだけでも大変なのに ヘットカバー自体の形状たるや 三角形であり ヘットライトよりも かなり 大きなヘットリムを装備している上に 三角形に空いた穴を ギリギリで あたらかも 干渉すると思われるほど 狭い間隔で上下開閉する 化け物ヘットでして もともとの上下をさせる構造自体が たいへんな機構をしていますし それを再現するのでは たいへんな事なのです。


しかしながら なんとか ユーノスの純正の リトラヘッドリンクモーションを そのまま使用して 同じ 動きを再現する事は 簡単に 思われると思いますが ほぼ 不可能に近く また 常に 同じ位置に固定する事自体も 製作したボディー と ユーノスのシャーシとを固定する際に どうしても 加工して装着する事もあり 数ミリの差は 確実にあることもあり 悩みのタネでした。


しかし 何回も 試行錯誤して 毎度 装着しておりましたが なかなか 気に入る位置の装着はできず 干渉しないで 開閉させる事で 良しと しておりましたが 今回の完成度は 納得のいく出来栄えですので ぜひ この状態で 常に完成できるようにしたいと思っております。


よって この車両を元に ヘットライトのリトラリンクモーションは もちろん ヘットのオカマや 三角ヘッドカバーの装着位置も 全車 簡単に 同じ位置に固定できるように 固定装着位置決定が可能になる 冶具を 製作する事にしました。

まずは 左右同時に リトラヘッドライトリンクモーションを シャーシベースではなく ボディーに空ける 三角のヘット穴を基準に 定位置で固定できる冶具を製作する事で 随時 ボディーに リトラヘットライトリンクモーションを 固定してから ユーノスのシャーシに リンクモーションを 溶接固定することが出来るように 冶具を製作いたしました。


この方法ならば ボディーとシャーシの固定寸法の誤差も 関係なく ボディーと リトラヘッドリンクモーションの関係が 一定に固定される事で 常に 同じ動きが可能になるはずです。


また この冶具完成に伴い リトラヘッドの オカマ部分 及び ヘットリム 三角ヘッドカバーの固定位置の決定も なかなか困難ですので これも 左右単独となりますが 三分割の 冶具を製作する事で 常時 同じ位置に 容易に固定が可能にしました。


この冶具の完成は 必ずや 作業性の短縮に繫がりますので 現状で 作業時間が 4~5日は 短縮できると考えておりまして 何よりも 微調整を 不要としますので 最高の冶具になると思っております。


Roadster 龍妃 ファイナル も 先回 車両全体の外装の修正を行い メス型完成いたしましたが フード ドアー左右 バックドアー の インナーの修正というよりも 再製作を余儀なくされております。


フード は 新型 roadster AKI の インナーを流用可能ですので 流用して インナーのメス型製作を行いましたし バックドアーは 容易に ウレタンで 新規製作可能ですので 同時進行で 製作しております。

しかしながら フロントウィンドー 及び 天井を roadster 龍妃 ファイナル に 新型 roadster AKI のものを組み込んだ事により ドアーガラスも 当然 新型 roadster AKI の ものを使用する事になりますので ドアーのインナーは 今までの roadster 龍妃 ファイナル のものを加工では 使用不可能ですので 新型 roadster AKI の ドアーガラスレギュレーター完成に伴い ただいま 新型 roadster AKI 専用の ドアーインナーのメス型を製作しますので そのメス型から 製作した ドアーインナーを 使用して 加工しつつ roadster 龍妃 ファイナル の ドアーインナーを完成させたいと思っております。

このメス型が完成すれば 新型 roadster AKI 同様 roadster 龍妃 ファイナル も 量産が可能になります。

先回のご報告から 少々 お時間をいただいてしまいまして 申し訳ございませんでした。

実は 私事で 申し訳ございませんが バタバタしており なかなか 仕事に身が入らないでおりました。

と申しますのも 二年前の12月に 番頭の石原さんが 作業中に脳梗塞 一年後の年末に スタッフの鈴木さんも 脳梗塞になり 幸いにも 処置が早かった事もあり 二人とも 無事に 麻痺も残らず 生還いたしましたが 昨年の一月に 義理の弟が 肺がんで死 3月に 姉が くも膜下出血 二週間後にも 7つ下の従兄弟が脳梗塞 その後 30年来の顧客も 同じく 脳梗塞 で 二人とも 半身不随になる などなど 周辺で 歳の近いものの災難が いろいろありまして 年末には 姉の死 親友の母の死 知人の死 などもあった上に 先週 残った ただ一人の 同志社大学を主席で卒業 日本航空勤務のうえ 大学院に入りなおし 大学教授まで勤めた 尊敬する姉も脳梗塞となりました。

姉は 蒲郡に 移転してくるまで ずっと 亡き父の面倒を見てくれ ずっと一緒に生活を共にしてまいりましたこともあり 子供の頃から 頭脳明晰で 尊敬する姉であり 通常の姉弟以上の 一番の身内でもあり 近年は 一人息子と名古屋で過ごしておりましたが 今でも 容態が安定しない 非常に 危険な状況下でして バタバタと 名古屋まで 病院通いなどで たいへんな状況でありました事で 作業も なかなか ままなりませんが スタッフも頑張っていただけており 本日 何とか 作業報告をさせていただける事となりました。


正直 あまりにも 周辺の人間が 皆 年上だけではなく 年下のものも多く 嘘の様に急激に 倒れていく状況から 自分的には 死ぬ事自体は 今まで 自分なりに 好きな事をして参りましたし 自分の人生自体は 納得が出来ておりますので 怖くないのですが 皆様と 一緒に夢を見させていただいております このプロジェクト 及び プロジェクトに協賛いただいております 皆さまへの 納車をさせていただかない限り 自分の人生の終結を迎えられない気持ちで一杯ですので 元気なうちにと言うと変ですが 全力を挙げて 一日も早い納車を目指し なおかつ 一人でも多くの仲間に 私が居なくても 無事 製作していただける状況になる様に 全身全霊をかけて 最善を尽くさせていただく所存ですので ご理解と お支援を よろしくお願いいたします。

みんな 年齢的にも あまりにも若いメンバーばかりですし 正直 かなり ショックを受けておりますし 最近 特に 良い方 悪い方 等 色々な人間の姿を 見させていただける機会も多かったこともあり 心から 世の中の理不尽さも感じておりますが まじめに 良き仲間と共に 皆様に 夢を見させていただけている恩返しを 生きてる限り 頑張って お返ししてまいりたいと思っております。



最後は 私事で 泣き言めいたことを 書いてしまい 申し訳ございませんでした。


簡単ですが 作業動画をアップさせていただきましたので ご確認お願いいたします

https://youtu.be/YROU5aHVhvo

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