ROADSTER GARAGE NEWS

新型 roadster AKI メス型 修正作業報告

無事 新型 roadster AKI のメス型が マスターモデルから剥離できましたので 昨日 車体を 前方に移動した上で メス型のフロントフード及びフロントウィンドー部分 と 天井部分 を 車体から取り外す作業を行いました。

この二つのメス型は 新型 roadster AKI の車体製作の際は 上下が 逆になる形状で 製作していく為 頑丈なメインフレームを装着させましたので すでに 人間の力では かなりの重量ですから 取り外せない事はございませんが 危険ですので フォークリフトで すくい揚げることにいたしました。

しかし 当社の工場は 一部が 二階建てであり 天井が低い場所での メス型の製作でした為 一旦 新型 roadster AKI のマスターモデルに タイヤを装着 天上の高い場所まで 車体を出した上で フォークリフト使用の上 取り外しております。

無事 取り外したメス型を その後 一旦 組み上げる事にしました。

何故かと申しますと 各面の当たり具合の確認をしつつ 各パーツ脱着の際に 干渉する場所がないか また 今後 車体製作の際に 問題になる箇所 やりにくい箇所は無いかの確認を行い 各部の当たりが綺麗になるように修正を施しております。

また 同時に タイヤハウスなど FRP貼り付けの際 エッジ部分が綺麗に製作できるように製品面の延長の意味もあり 装着していました フランジも 余分な部分や 不要な部分などを確認のうえ 再度 切断して 綺麗なメス型になるように調整しております。

各部の修正を終え 組みあがったメス型は またしても 各パーツに分解し 各フランジと製品の境目に どうしても 出来てしまう バリが 残っていると 製品製作のため FRP積層を行う際も 余分な空気が入る要因にもなりますし そのバリに くっ付いて 製品はもちろん 肝心な メス型も痛めてしまう事になりますから 全てのバリを研磨して撤去してやり 綺麗に そして スムーズに 製品が完成できるように 本日は 修正しております。

本日までの 作業動画です 是非 ご覧ください。

https://youtu.be/fbQPz1lr8Wc

この作業が完了した後 FRP専用強力剥離剤を 何度もしっかり塗りこんで乾燥させ メス型の表面が 製品に くっ付くことが無い様に 充分な 剥離効果が出るように仕上げれば 製品が どんどん 量産可能となりますので 待ちに待った 新型 roadster AKI の ボディー量産の開始となります。

すでに フードなどの メス型も 同時作業で完成しておりますし 左右 ドアーのメス型を 早急に 今後の作業と同時作業で製作して参りますので ご期待ください。


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