ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

roadster 龍妃ファイナル 一号車 製作過程 2コートブラック塗装

roadster 龍妃ファイナル 一号車の 製作過程のご報告をさせていただきます。

全塗装が完成してきて 一番に行う作業は エンジンルーム・グリル周り・左右ロッカーアウターパネル・リヤーマフラーポケットの ブラック塗装 及び タイヤハウスなどのブラック塗装となります。

先日 ブラック塗装を 施行いたしましたので まずは その報告をさせていただきたいと思います。

通常 エンジンルームなどは 外装を塗装する塗料と同じ塗料を塗装しますが 足回りや タイヤハウスなどは 皆様が車検時に塗装される 簡易的なブラック塗料である「シャーシブラック」という塗料を塗装するのが通常です

しかしながら 艶消し状態になる「シャーシブラック」でも良いのですが 安価な塗料であり けして綺麗な塗面は 望めないため roadster 龍妃ファイナルは タイヤハウスは もちろん 下回りも すべて 外装用塗料を塗装しております。

ブラックと言っても やはり 幾ら 外装であっても ソリット塗装と言って 昔から ブラックの塗料を塗装するだけですが 近年は メタリックが入ったブラックが主流になり ブラックだけではなく クリヤーを その上から塗装する 2コート塗装が主流となっております。

メタリックの入っていない 普通のブラック塗装の場合は ソリット塗装ですが 傷が付きやすいため 近年 高級車は すべて やはり 2コートクリヤー仕上げとなっておりますので roadster 龍妃ファイナルは もちろん 下回りもすべて 2コートクリヤー仕上げを行って クリヤーで 傷が付きにくく綺麗な塗装を施しております。

塗装内容としては ブラック塗料を3回塗装し セッティング時間をおいて クリヤー塗料を やはり3回塗装して 仕上げる方法です。

これを 施すことで エンジンルームはもちろん すべての下回りなども 同じ ブラッククリヤー塗装となり 一体感が出ると共に 高級感が出ますし 何よりも 強い表面になり お手入れも簡単になりますし 多少のキズも付き難くなります。

この 2コートブラッククリヤー仕上げの後 サスペンション周りの交換を施行し 今回は お客様の持ち込み車両のため エンジンは そのままですので 周辺の補機類は 事前に取り外し エンジンルーム塗装を施行しましたので そのままになっている エンジン本体の清掃を施し 新規製作した ラジエターを装着 配線配管を組み上げ 外装の 各 ランプ類及び メッキパーツの装着となっていきます。

もちろん 内装のレザー張りなど 作業内容は まだまだ盛りたくさんです。

既に 作業は お客さんの完成車両の為 慎重に進んでおりますので 皆さんには 順番に ご報告させていただこうと思います。

2コートクリヤー仕上げにいたる動画です ご覧いただければ幸いです

http://www.youtube.com/watch?v=AsdBWt3q9Ms