ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

本日の改良作業報告です。

昨日に引き続き 本日の作業報告をさせていただきます。

昨日 ノーマルボディーのフロントマスクの積層が完成しましたので まずはフランジ部分を綺麗に切断して はみ出した余分なFRP繊維を除去いたしました。

さすがに 積総数が多いため かなり厚いメス型に仕上がっておりますので エアーソウで切断するのですが なかなか 厚い上に 硬いために 容易には切断が出来ず なんと その作業だけで 午前中を要してしまいました。

片面のメス型で これだけ厚くなる型ですので 両面となれば 当然 倍の厚さとなり かなり頑丈ですが FRPの変形の恐ろしさはハンパではなく これでも 変形は免れませんので 完成後 L字アングルを追加固定して変形防止を行わないといけません。

また 同時進行で 本日は 4号車の一回目の300番のFRP繊維が積層も完了することが出来ております。

積層方法については リヤーキットの型も もちろん 割り型ですので まずは 各部分パーツごとに ゲルコート塗装・300番の積層・600番の積層を2積層 行い 全てのパーツが完成次第 各パーツを組み上げて一体化し 各パーツの接合面を 同じく 300番および600番で積層する事で一体化したリヤーキットの完成となります。

同時進行といたしまして トライアルボディーのフロントピラーおよびロッカーパネルインナーのパテ塗装も乾燥しましたので 丁寧に 最終サンディングを施し 表面のサンディングによる細かい傷処理 および 不良箇所が このままでは見えませんので 確認しやすくするためにサフェーサ塗装を施しております。

ついでですので サフェーサ塗装を 先回 ポリパテにて修正完了している外装もサフェーサ塗装を施し 修正がうまく言っているかどうか確認することにいたしました。

明日以降 今回のサフェーサ塗装により 表面が綺麗になり 問題点や細かいパテの巣穴などが よく見えるようになったため 最終修正をポリパテで修正した後 全体をサンディングすれば外装は 全て完成となりますので 待望のメス型製作に入らせていただけるはずです。

本来は 内装製作の為 試作車の際の内装パーツを全て除去したいのですが 今 除去した場合 外装のFRPのみの厚さとあり 変形する可能性もございますので ここはメス型製作を優先し まずは 外装にメス型が何枚か積層され 充分な強度が保たれてから 内装を同時進行で除去して 新規製作作業に入らせていただくことにいたしました。

多方面の作業を同時進行しながら作業しておりますので めまぐるしいばかりですが 地味な作業ながら 完成時の変化は その分 大きいので 楽しみに思っております。

これからの変化を どうぞ ご期待ください!

本日の作業動画です よろしければ ご覧ください!

http://youtu.be/ee-ZR6Gllxk