ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

お待たせしました! 待望の2号車スピードトライアル 全塗装に向け出発しました!

この度 2号車 スピードトライアル仕様が 待望の全塗装に とりかかれる運びとなりました。

今回は 今まで 塗装をお願いしていた ハンドシェイプ様 以外に 新たに塗装作業をお願いすることになった アスター様に お願いすることにいたしました。

と申しますのも 今後 量産体系に入らせていただくにあたり 塗装作業は 下地作りなどで 非常に手間がかかり 時間も要しますので 一軒の塗装屋さんでは どうしても 進行が遅れると思いますし あまり 焦らせては 仕上がりに影響が出ることは確実ですので これからも ハンドシェイプ様にも もちろん お願いしてまいりますが 新たに2件 塗装をお願いできるショップ様が御契約いただける運びとなりましたので まずは アスター様にお願いすることになった次第です。

アスター様は 御兄弟で経営されており 従業員の方もみえますので ある程度の数を受けていただけるようで 紹介いただきました仲間の車輌を先日塗装した仕上がりも確認させていただき 何よりも 共感して仕事をしていただけることが信用につながり 良い仲間になっていただけると確信しております。

晴れて 2号車が塗装に出発いたしましたし 4号車のボンドカー仕様も ほぼ 現状で製作できる箇所は全て完成いたしました。

現在 先回同様 旭硝子様へ新規製作をお願いしております ドアーガラスに関しまして  このボンドカーの場合 クーペと違い ドアーサッシが無い為 独自にドアーレギュレーターを装備しなくてはならず 完成を待ってのドアーパネル製作となりますので ドアーアウターは 完成まで装着せずに待機となります。

同様に ソフトトップもドアー形状が 完全に変わりますので 同じく ドアーガラスをまって新規製作の予定でして それに伴い フロントウィンドーサッシインナー部分も ソフトトップ製作時に同時製作となり ここで しばらく待機となってしまいます。

このような事情から このスピードトライアルとボンドカーの作業は 一旦なくなりますので 作業場は5台同時に作業できる環境ですので 7号車までは フロントサスペンションの移植が完了しておりましたが ここで 8号車・9号車を設置して サスペンション移植作業にかからせていただくことにいたしました。

すでに8号車の分解は終了 すぐに移植開始準備OKな状態でして 9号車も その後 すぐに移植可能な様にフロントの不要パーツは撤去完了しております。

また メス型に入れたままで乾燥 待機しておりました 5号車のフロントマスクも十分硬化しましたのでメス型より取り外し フランジカット作業を終え 5号車に仮取り付けが完了しておりまして 外れたメス型で すぐに6号車のフロントマスク製作に入りました。

同じく マスターモデル車用のリヤーボディーキットも完成し 無事 メス型から外れ 車輌に装着されました。

今後 このリヤーボディーキットはトライアル用ですので リヤータイヤハウスをノーマルに加工して完成させ ノーマルバージョンのリヤーメス型製作に入りますが 早急にメス型を製作可能な様に ルーフ及びバックドアーインナーのメス型はトライアル用を そのまま流用し 新たに左右のクォーター部分のみ メス型製作することで時間短縮も図れ そのメス型完成後 皆様のノーマル クーペバージョンのリヤーボディーキットの製作開始となります。

その間を利用して どんどん フロントマスク等の製作に入る予定ですし ノーマルバージョンのリヤーフェンダー加工中に 3号車 スピードトライアル仕様のリヤーボディーキットを完成させ 3号車製造を進める予定でして 今回 この3号車のフロントマスクも 十分 簡易型の中で硬化しておりますので 型から外し ボディー装着させました。

6号車・7号車は サス移植も完了しておりますので そのまま 待機していただき 新たに8号車・9号車の移植作業開始 5号車 マスター車 3号車も 作業が同時進行で進んできましたので 工場の風景も変わり とうとう 量産に入ってきたという感じになってきております。

また 仕事の合間に 細谷 四方洋の故郷 尾道でのイベント参加のために 細谷 四方洋からご依頼いただいた スピードトライアルの1/2サイズ セニアカーの製作をさせて頂いておりまして これは強度の関係もないため 容易に製作可能であり 仕事の合間で十分完成可能と思っております。

今後は 数台の車輌を同時進行で製作していく関係上 いかに 無駄の無い作業が行えるかが勝負ですし 今回の車輌製作にあたり 特に技術を要する製作方法から 一部はもちろん技術が必要ですが 可能な限り 技術が無い作業員でも製作可能となるように製作させていただきました。

よって 新人従業員が増えるだけで 十分 量産が可能となりますので 至急 従業員を増やせる環境を確立させ 一日でも 早い納車を志したいと思っております。

やっと ここまで来れたのも 御理解のある 良き お客様のおかげですし 量産化へのステップアップの大切な時期ですので ここで いっそう頑張らせていただき 従業員を確保し 量産化を実現し お待たせしておりますお客さまへ 龍妃ファイナルを一日も早く お届けしたいと思って止みません。

だいぶ 工場風景も変わり 皆様にも 変化が お分かりいただけると思いますが 全て 同時進行のため 進み具合がわかりづらい状況も多く 変わる際は一気に変わるという なかなか 中間報告が御理解いただきにくい状況になってまいりました。

少々ですが 作業報告の動画をアップさせていただきましたので 是非 御覧いただけると幸いです。

http://youtu.be/V6yZGjKd5fc

先日 正式な受理証が届きましたので 2015年度 東京オートサロンも 無事 参加が受理されました。

どんどん 時は流れて行き 焦ってばかりですが 完成車を楽しみにしていただけているお客さまも多く 精一杯 頑張る所存ですので 御理解 御支援をお願いいたします。