ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

roadster 龍妃 & 新型 roadster AKI 作業報告 No,10

トヨタ2000GT リアルモデルカー 新型 roadster AKI 及び roadster 龍妃 ファイナル の作業報告をさせていただきます。

まずは roadster 龍妃 ファイナル に関しましては 

新型 roadster AKI を発表させていただきましたが 正直 昨年までに roadster 龍妃 ファイナル を全面改良させていただいたことで フロントマスクなどは ほぼ 新型 roadster AKI と同じである事が証明されました。

たとえば フードパネルなども 共通で使用できるほど 寸法も合っております。

ただ どうしても roadster 龍妃 ファイナル のほうが 一回り大きく見えてしまう要因は 製作当初 ベースカーである ユーノスロードスターのドアーガラスを使用した為 フロントウィンドーの角度が立っている形状であること それに伴い 天井の横幅がオリジナルに比べ roadster 龍妃 が 120cm に対し roadster AKI は 116cm この4cm(片側2cm)の差が 一見して 大きく見せている事が判明しました。

しかしながら ガラスの高さは 逆に roadster 龍妃 のほうが立っている関係上 40cm に対し roadster AKI は 44cm である事から 計算上 roadster 龍妃 に roadster AKIのフロントウィンドー 及び 天井が 移植可能でないかと思われます。

皆様にお約束しているように 永いお付き合いをお願いし 常に クォリティーアップを図る所存ですので どうしても 今後のことを考えれば 改良にチャレンジするべきと判断いたしました。

しかし 皆様に お待ちいただいている関係もあり 事実上 現時点で また 新たに 試作を製作している暇は もうございませんので 5号車のお客様のご理解の元 5号車で改良させていただき 成功した暁は 全てのroadster 龍妃 を この形状で製作させていただき より オリジナルに近くさせていただこうと思っております。

たぶん 皆様は たった 片側 2cm と思われると思いますが 本物のTOYOTA2000GT から 型取りしたボディーを改良した 新型 roadster AKI 以外の車両は 全て 私の手作りによる コピーでは無い 完全手作りの車体のため 製作の際 各部のバランスを採りながら 車幅が広いベース車で トヨタ2000GTとして 可能な限り 違和感のない車体製作をするには 全ての箇所で 5mmの寸法のズレが ものすごい違和感になってしまうことを 重々 体験させていただいておりますので この 片側 2cm は 是非とも改良したい 譲れない作業だと思っておりますし 成功すれば 必ずや 皆様に喜んでいただけると自負しております。

よって この改良の為 撤去してしまう 5号車の天井などを使用して メッキのルーフサイドモール のマスターを製作させていただきました。

そして そのマスターから モール用のメス型を製作しておりました。

これならば 天井等に傷が付いても 撤去しますので 無駄にはなりませんし 気楽に製作も可能となります。

先日 無事 メス型も完成しましたので 続いて 改良前に フロントウィンドーのアッパーモール 及び フロントピラーの左右メッキモールのマスターを 同じく 5号車を使用して 製作の上 メス型を製作 完成させることを優先させていただき 無事 完成を迎えることができましたので roadster 龍妃 ファイナル のメッキモールのメス型は リヤーガラスのモール以外は 全て 完成に至っており 今後 ただちに リヤーガラスモールのマスターモデルを製作の上 メス型を完成させようと思っております。

今回のモールのメス型完成により リヤーウィンドーモールは後回しでも 作業的に roadster 龍妃 ファイナル の天井の移植作業が進行可能な状況となりました。

すでに 移植による改良用のroadster AKIのフロントウィンドー周りと天井部分は 製品が完成し 天井部分及び フロントピラー部分の補強も出来 製作製品の 初期硬化が完了する時間まで 充分に メス型の中で 変形しないように保管させていただいておりますので 次週より 5号車の天井を切断の上 撤去し roadster AKIの天井を取り出し 5号車へ 移植する作業に入る予定です。

Roadster AKI の作業内容に関しましては

もちろん 同時進行で roadster AKI のフードパネルのアウター 及び インナーのメス型が完成 このたび バックドアーのアウター 及び インナーのメス型も完成いたしましたし 同時に フロントアンダーカバー と 左右 フェンダーのBOXのフタのメス型も完成しておりますので 順次 これらのメス型を使用して 製品を製作開始しております。

現在は 左右の ドアーパネルのアウターのメス型が完成 最後の ドアーインナーパネルの メス型製作を開始している状況です。

これにより 全てのメス型が完成しますので 来週より 10号車のroadster AKI ボンドカーのボディー製作を開始させていただこうと思っております。

いい時期ですので 作業効率もよく 梅雨時までに 少しでも進行させていきたいと思っております。

昨日までの 作業内容を 簡単ですが アップさせていただきました。

よろしければご覧いただければ幸いです。

https://youtu.be/MOsOn4nCwhA

また このところ 毎日 数件のお問い合わせや ご来店を頂け 熱心な 温かいお言葉もいただけ 順調に この様な 納車にお時間を頂く状況にもかかわらず ご契約いただけることは たいへんうれしい限りですが ご来店の上 実車をご覧頂き 試乗していただく事が 一番 トラブルがないと思っておりまして ましてや 高額な買い物の上に クルマと言う物は 事故に結びつく 危険な乗り物ですし 人命にかかわります。

当社は 安全面を一番に考えたいと思っておりますので 是非 実車を確認していただき 試乗していただく事を 心より お願いしたいと思います。

遠方からは なかなか 難しいことは承知しておりますが どうか お気軽にご来店いただければ幸いです。

もちろん 購入に関係なく 乗ってみたいと言っていただけるお客様も 大歓迎ですので お気軽にご来店ください。

実際に乗っていただければ どれだけ 安定しているのか 特に ベース車のユーノスと乗り比べしていただければ 女の方でも その違いが 必ず 判っていただける程 安全であり 安定しておりますので 是非 ご自分で体験していただき ご納得いただいた上で お考えいただければと思います。

本当に 良い お客様ばかりで 幸せものであると思っております。

今後とも よろしくお願いいたします。