ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

roadster 龍妃 改良作業報告 No,12

今週の作業報告をさせていただきます。


今回の roadster 龍妃ファイナル 改良作業に ご協力いただきました 5号車ですが
もともと 2号車(トライアルモデル)で製作したメス型から製作した リヤーボディーの為 トライアルのボディーでして リヤータイヤハウスも 大きく広がったタイプですので ノーマルのタイヤハウスを 別途 製作し 合体しております関係上 この部分の改良も 当然 必要となっており ルーフ改良と同時進行で この部分の改良も施しております。


先週 ルーフ部分は 車体と合体が完了いたしましたので 今週は フロントウィンドー部分の接合作業に 入らせていただきました。


この部分は オリジナルは 一体ボディーの関係上 フロントウィンドーの下のメッキモールは  フロントウィンドーに じかに 装着となりますが 龍妃ファイナル は 前後のボディーが別々ですので フロントボディーに メッキモールを装着したほうが 綺麗に収まるのですが 龍妃ファイナルの フロントウィンドーと roadster AKI のフロントウィンドーのアール形状が 異なる関係上 フロントピラーの位置は同じなのですが フロントウィンドーの センター部分は 5cmほど roadster AKI のフロントウィンドーのほうが 後方に下がってしまうため 必然的に フロントマスクの カウルアッパーパネル部分(ワイパー装着部分)の改良が必要となります。


よって 別途 roadster AKI のメス型から このアッパーパネル部分パーツを製作
あらかじめ 製作しておきました 5号車用 フロントマスクを メス型から取り出し この roadster AKI の アッパーパネル部分を移植改造することに致しました。


この作業の為 今週は フロントウィンドー下部を改良する作業を 同時進行しております。


まずは roadster 龍妃ファイナルのボディーと roadster AKI フロントウィンドーの間の隙間を FRP積層で合体させ その後 FRPパテを使用して 綺麗な形状に整えました。


その作業中 ルーフ後部 クォーターピラーとバックドアーの角度調整 リヤータイヤハウスの 接合部の修正を パテ乾燥時間を調整しながら 時間短縮を図りつつ 同時進行させていただき ほぼ 移植作業が完了いたしました。


先回の作業報告をさせていただきましたが 先日 動画を見た 仲間の皆さん達から 作業の速さは 褒めていただけたのですが 素人的に見ると ものすごく 大雑把に切断したり 簡単に作業している様に 見えるらしく 慎重にと言いつつ さっさと切断していく作業工程にビックリしてしまうと言われ 意外な反応に 私もビックリしております。


私的には 作業に かかるまでには いつもながら 何回も繊細なシュミレーションと計算をしておりますし 改良方法も しっかり認識したうえで作業しているつもりでして けして 大雑把な作業では無いですし 製作方法も 作業後の完成状況も 充分に見えて 作業していますので 大雑把に見えて 確実な作業を行っていると思っておりますが ご心配をおかけするように映ってしまったようで 申し訳ございません。



さすがに 今まで HIROSHI から始まり roadster AKI−Coupe roadster 龍妃ノーマルバージョン roadster 龍妃ファイナル roadster AKI など 5回も 同じ形状の車両製作を行ってきましたので 2000GTのラインそのものも 手が覚えておりまして 正直 目をつむっても ライン製作できるようになっておりますので 自分では どこで切断すれば良いか など 一目で判ってしまうため さっさと切断していってしまいますので 初めて見る方は ビックリされるのだと知り 新鮮な感情でしたが 私なりに 十分に計算したうえで 慎重に製作しておりますので ご安心いただけると幸いです。 


昨日までに ほぼ リヤーボディーは すべて 最終の表面の凸凹修正を施せば完成できる状況まで終了しましたので その前に フロントボディー改良に入らせていただきたいと思っております。


私の計算では roadster 龍妃ファイナルのフロントボディー(カウルアッパーパネル部分)の高さと roadster AKI の フロントウィンドーの下部分の高さは ほぼ 誤差が無い 高さであると思っておりまして 多少の誤差があったとしても 改良の際に調整可能と思っておりますが 実際に フロントマスクを装着したうえで 今回 新規製作しました roadster AKI のカウルアッパーパネル部分パーツを 合わせてみないとわかりませんが すっきりとした 良い感じに完成できると自負しております。


いつもながら 新規製作 および 改良に伴う作業は 私の一人作業になる関係上 作業開始までは いろいろ 試行錯誤に時間をかけておりますが 実際の作業は 元々が せっかちな性格ですし 自分一人の作業の為もあり  ながら作業(いろいろ作業しながら 同時進行作業)が得意ですので あっちを作業しては こっちの作業と ポンポン拍子で 作業進行していく癖ですので ご覧頂いている皆様には ご心配をおかけすることもあるかと思いますが 昨日までの作業報告をアップさせていただきましたので ご覧いただければ幸いです。


https://youtu.be/JenxN81zhdw


また マスクなどをしないで作業しており 体を心配いただける お客様も多く 大変ありがたい限りですが 当然 従業員の方々には 手袋 や マスクを着用していただいておりますが 私は どうも マスクが苦手で 過呼吸なのか マスクをしていると 酸欠状態になってしまう性分でして 手袋も 指先の感覚がわからなくなるので 大嫌いですので 健康には 確かに よくないことは 重々 承知しておりますが 作業の際は 装着すると どうしても 気分がのらない為 作業性も落ちてしまいますので ご心配をおかけして 申し訳ございませんが お許しください。


作業的には 想像通り 順調に進行しておりまして 私の想像した形状に変化しておりまして 確実に 皆様には 喜んでいただける結果が出せると信じておりますし 我ながら 思うように完成していくので 楽しくて仕方ございませんので このような ウキウキした気分で製作できれば 必ず 成功する自信もあり ご期待いただければ幸いです。