ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

トヨタ2000GTレプリカ 各種 ドアーインナーパネル ほぼ 完成しました。

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異常気象と申しますか 最近の猛暑は さすがに キツイ日々ですが 皆様

おカラダの調子は いかがでしょうか?


先日の災害に合われた皆様も 本当に 大変だと思いますが 何もできませんが 頑張って

いただければと思うばかりです。



最近 作業報告を しばらくさせていただくことができず 申し訳ございませんでした。



新型 roadster AKI 及び roadster 龍妃 ファイナル の 最後の メス型製作目的

である ドアーインナーパネルの製作も 順調に進んでおりまして 新型 roadster AKI

に続き roadster 龍妃 ファイナル の ドアーインナーも 今までは オリジナルの

ドアーインナーパネル(金属製)と FRPで 制作した ドアーアウターパネルとを合体

した為 鉄とFRPは 実際上 接着しませんので 強度確保の為 インナーパネルの外側に

さらに FRPを二枚積層して 鉄製のオリジナルインナーを 中間に 挟んで合体したため 

どうしても FRP積層分(2mm)だけ ドアーインナーが 厚くなってしまうことで ボディー

との隙間が 当然 狭くなってしまい 調整によっては 部分的に鑑賞してしまう箇所が発生

事実上 ドアー装着の際の調整が いつも 大変な作業でした。




このような事情もあり より 間違いない 良い立て付けを目指し 改良をしたかったため 

今回は まず オリジナルのドアーインナーを使用しないで済むように 新たに ドアー

インナーパネルを ボディー と 一定の隙間が 確保できるように 新規製作しました。



その後 ドアーガラスの上下行動を行う ドアーレギュレーターを 装着するのですが 

このドアーレギュレーター装着部分に 先に完成しました Roadster AKI の インナーの

移植も考えましたが 移植するよりも 新たに フロントピラー角度に 合わせて 製作

装着位置を決定したほうが 確実と判断させていただき roadster 龍妃 ファイナル専用

の装着位置で 無事 装着が完了いたしました。




現在は ドアーサッシを roadster 龍妃 ファイナル 用に 新規 製作して装着中で

ほぼ こちらも 装着作業が完了するところです。




このドアーサッシの装着完成後 新規製作しました ドアーインナーパネル と 専用の

ドアーアウターパネルを 合体させていただき 合体部のインナー部を 奇麗に成型出来

次第 roadster 龍妃 ファイナル 専用の ドアーインナーパネルの最終メス型の製作

開始となります。




この メス型が完成すれば 新型 roadster AKI に引き続き 新型roadster 龍妃 も

先日 フードパネルインナー バックドアーインナーの 新規製作も完了しましたので 

ドアーインナーパネルの完成で すべての外装パーツが完成となり 量産が可能になります。




今回の新しい樹脂の採用により 今まで 一番 気になっておりました FRPの熱変形の

問題が 完全に解消されますし 変形防止 及び 強度確保のための 11積層からなる 

ボディー積層も不要となり 多くの枚数積層による 各パーツ間の隙間(チリ)が 大きく

しなければ 確実に干渉してしまう問題も解消されますので 皆さまより よく ご指摘

いただいておりました  各パーツ間の チリが大きく 合っていないという問題も解決

させていただくことができることになりました。




しかしながら 新しい樹脂は 作業環境 作業条件の確保が厳しく 特に 温度管理は

絶対条件となるため いろいろ問題も多く 現在の作業工場では 温度管理が難しいため 

現在 展示スペースとして使用しております 第二工場の別棟が 床も 板で床上げされ

コンクート敷きで無く また 天井も あたかも 部屋同然に 製作されている環境から

部屋中の温度管理には 最適ですし そのうえ 現在 ウィニーなど 軽自動車を展示

している場所は 間仕切りで 分割されておりますので その間仕切りを 天井まで延長

させていただけば 一番 ホコリ等が発生する 切断作業 全ても ここに 集塵機 と 

排気用換気扇 導入 によって 完全 個室化することが可能となり 積層作業場所として

最高な 粉塵のない 綺麗で 作業性の高い 工場が完成できると判断いたしました。



現在 倉庫代わりになっております 第一工場を整理して 最終 組付け専用工場 と

その奥を 昔と 同じく 展示スペースに させていただけば 展示車も きれいですし

組付け作業も ホコリのない環境で 綺麗に 作業させていただけるため こちらも

有効活用が 確実に可能であると思い 早速 仲間にも協力いただき 不要なパーツ等も処分

現在 作業場所 確保の為 整理を開始させていただいております。




この計画であれば 第二工場の 大きな 展示スペース は すべて FRP積層作業の

専用工場となりますし 現在の第二工場の作業工場は 現状 5台の 同時製作が可能で

ございますが FRP積層作業場が 別棟で作業することで 粉塵の発生も少なくなり 9台 

もしくは 10台が 同時 製作作業が可能になるスペース確保ができるようになります。
 



そうなれば FRP積層自体は 女性の方が 小まめに 作業していただけ 最高と思って

おりますので パートさんとして 各パーツを担当していただけるように 10名以上を

雇用させていただき 他の技術を要する 職人さんは できれば 高齢者の方で お元気

で まだまだ 現役で頑張っていただける方に ぜひとも 仲間になっていただき 働い

て頂ければと思っておりまして このような 人員増加で 生産能力アップを図って

まいる所存です。



また ロードスターガレージ九州も この度 正式に 会社設立の運びとなりまして 

設立のために 各種申請を 準備中ですし こちらも 製作開始できるようになれば  

全国的に ご覧いただける機会も増えますし 製作台数の増加も図れると思っております。





長い お時間をお待ちいただいております御客様ばかりで 本当に申し訳ない限りですが

本当に 最終段階となりましたので 一日も早く 安心して どこにでも 今の時代の車

同様に ストレスなく ドライブや ご旅行を 楽しんでいただける 憧れの 夢の車を
 
お届けさせていただきますので ご期待いただければと存じます。



皆様の ご協力で ご一緒に制作させていただきました 各 トヨタ2000GTデザイン

の 夢の車を 残りの人生の友として ご一緒させていただけることを 楽しみに 邁進

製作させていただくことのみを 糧に 頑張りますので お願いいたします。




しかしながら 車は 確かに デザインは大切ですが 何よりも 信頼ができる安全性が

一番であると当社は 考えておりますので 皆さまの 貴重な命は もちろん その他の

方の 人生も狂わす危険性のある 車という 凶器にも 成りえる物を ご提供する以上

試行錯誤が多く 完全に自信をもって ご提供できるまで 長い期間 お時間を頂いた

事を より感謝 申し上げると共に お待たせしたことを お詫び申し上げます。




公認という フレーズも 通常 車検的な問題解決と思われがちでございますが 実際は

正規に 強度計算を行い 計算書を提出 公的機関での 実車テスト結果などを踏まえ

各部の強度を証明したうえで 長い走行距離でも 安全に走行できる実際のテストデータ

などにより 厳しい 細かいチェックの果てに 正式に車検取得や 新車登録をするため

各メーカーさん規模でなければ 正直 それだけのテスト合格は 実質上 不可能でして

完璧と思って 販売開始した メーカー車でさえ リコール等が発生するのは 技術的に

避けられないことでして 大変困難ですが 非常に 責任の大きい仕事だと思います。



改造申請などの場合 ほとんどが 当然 改造個所の 強度等の計算書や 証明書を提出

そのうえで 法の解釈方法などを どう捉えるかなどで 公認を合格する方法が 一般的

とされておりまして 当社も 各 公営 試験場にて 正規合格の上 各改造個所の強度

計算書を制作の上 陸運事務所様へ提出 最終で 実際に車両点検をしていただき 正式

車検取得を させていただいておりますが 正直 大学も 交通機械科を出た おかげで

材料力学 や 流体力学などの知識も役に立ちましたが 書類的な合格も 大変でしたが

何よりも 実際に メーカー様が 完成された車両を 切断加工したうえでも 事実上

危険でない状態にするまでには 試行錯誤の繰り返しでしたし それを証明することも

私程度の能力では 到底 力不足で 大変でした。 




また 安易な 公認取得方法として 海外から 輸入車として 日本に輸入して 海外で 

走行していたことを理由に 日本での走行基準に適合改良したうえで 登録を申請する

方法がございまして この方法ならば 車体自体の製造年月日の 日本の車検基準にさえ

合格していれば良いということから 法的整備が画一していなかった 昭和48年以前の

車両を輸入することが ほぼ 何も 細かい法的強度計算や 排気ガス基準も気にせず

容易に ナンバー取得が可能でして 法的束縛から 実質上の安全面を すべて無視出来

公認とは 名ばかりで 容易にナンバー取得が可能であることも 事実です。



正直 当社 ロードスターガレージ有限会社 も 設立当初は ダットサン フェアレディー

の初期モデルである オープンの SP310 ~ SR311の レストア専門ショップだった

こともあり 1989年 会社設立の際 この車両のパーツが 入手困難なこともあり 英語

も 恥ずかしい話ですが 一切 話せないまま 単身 ロスに渡米 パーツは もちろんの事

左ハンドルのフェアレディーを 逆輸入して 日本で 自分で登録したのが 公認取得の初め

でして その後 1990年代半ば ドイツ車を中心に 中古車販売をした際に 本業でした

自動車板金塗装業が トヨタディーラー専用工場であり 特殊認定工場という資格でしたので

板金のみならず 整備の資格もございまして ディーラー同様の立場でした関係から 非公認

は 一切 仕事をしてはいけない環境でしたが どうしても ポルシェなどを改造することを

ご希望される お客さまも多く 完全公認車検のみの扱いしかできないならばと 公認取得を

勉強したこと そのころ エアロパーツは 盛んで高額であった 破損した場合 ほとんどが

修正ではなく 交換とされていたことなどもあり 前の工場の 立地条件が 海沿いであった

事 同級生が 造船業に 嫁入りされていたことなどの関係で FRP積層を 独学で勉強開始

したことなど これら すべての 経験の凝縮もあり 独学で  現在の レプリカ製作に 

至った経緯がございます。


よって その当時 48年以前の車両の輸入 及び 登録は お手の物ですが それは その

当時の車両を好まれる マニアさま限定の話であり 現行車には 正直 合わない気がいたし

ますし 正直 その当時の車両は なかなか メンテが大変ですし ブレーキの利きも 最悪

現在の交通事情には 到底 向かないことも 重々 承知しております。



例えば 昭和30年代の車両ならば シートベルトの装備義務も 排気ガス基準合格も

不要ですし もっと古い 1940年代などの車体ですと よく 見かけることもあると

思われますが エンジンが 剥き出しであったり タイヤも 剥き出しで カバー等もなく

バックミラーさえ 片方しか装着していなくても その時代では 問題化されていない為

正式に ナンバー取得が 簡単な書類提出程度で 容易に 公道走行も可能となります。



これらの方法は 違法ではないのですが 最近 旧年式のフレームを使用した車として

登録申請は するものの 実際は 新規製作した まるで違う車と 据替し あたかも

古い車をベースで製作した カスタムカーのごとく 偽証申請して ナンバー取得させた 

違法公認車両もあるようです。




本当に怖い限りですし そのようなことをする輩がいるとは ビックリです!



この場合 車検証備考欄に 本当のフレームナンバー 及び 車体の本当の製作年数が

記載されますので 素人さんでも すぐ わかってしまう たいへん チープで 愚かな

嘘でしかありませんが 完全な 絶対 行ってはいけない 悪質な犯罪です。



当然 まともな方は 常識では 犯罪ですから 絶対に行わない事ですが 実際は

この法律を逆手にとって このような違法公認されている車の被害も 最近  よく

耳にする機会が多くなってまいりました。



なぜ 法的処罰がされないのか不思議ですが そのような車両が 公道を走ること自体が

何よりも 人命にかかわる問題になりますので 他人事ですが 心配で仕方ございません。




このような被害にあわない為にも ぜひ 特に 改造車に限らず 各メーカー様以外の

車両を 購入の際は 実際に乗って 安全性を確認され 車検証等の確認は もちろん

正式な公認申請を許可された 改造変更箇所が すべて 記載された 正式な書面が 

別途に 必ず ございますので ご購入前に ご確認されること できれば その書面の

コピーをいただくことを 正式な 公認業者でれば 何ら問題ないはずですので ぜひ 

お勧めします。




当社は 正規書面は 製作者保管が 義務付けですが  コピーは お渡ししても 問題

ないこともありますし 何よりも お客さまが 安心してご理解いただけますので 全車

すべての書類を お渡しさせていただき 全国どこでも 陸運事務所様へ 直接持ち込み

ご確認いただけるようにさせていただいておりますし 全国の陸運事務所様へ 車両を

直接持ち込み 車検していただく もしくは 改造内容の確認をしていただくことが 

現在 全国の陸自が コンピューターで繋がっておりますこともあり 公認車検取得時の 

改造内容は もちろん その際の車両の写真撮影も行われますので コンピューター確認

が 確実に可能ですので ご心配の際は ぜひ 確認いただく事を お勧めしております。



車検の際に よく 皆様 民間車検工場さまでの 車検のほうが 簡単と思われがちです

が 実際は 各民間車検工場様の 最終検査主任様は 全責任を負うこともあり また

各 陸運事務所さまから 車検検査合格権利を代行していただけるために 厳格な教育を

受けてみえることが原因で 疑わしい改造などを判断する際に 詳しい合格書面などが

ない場合が多いため 証明できないことを理由に 不合格とされることも多いようです。



しかし 公的機関の 車体番号記載の上での 改造個所の詳細が明記された書面があれば

問題なく 車検合格できますし 不明な点等は どの陸運事務所様でも 合格番号を通知

することで 改造内容等の確認ができるため 安心していただけると思っております。




しかしながら 安心のためにも 一番は すべての書面を提出しなくて 全国 どこでも

即座に 改造内容確認が可能な 陸運事務所様へ 車両を 持ち込んで 車検合格をして

いただけることが 完全に 安心していただける方法として 一番と思っております。



長文で 申し訳ごいざいません。


正規の車検として 改造申請書類だ 公認だ というよりも 正直 自動車自体が 安全で

なければ それも 何の意味もございません。




論より証拠 車は 安全に 快適に 走らせるものですので ぜひ 試乗を 必ずされる

ことを心より お勧めいたしますので お気軽に ご来店いただき ぜひ お好みの

トヨタ2000GTレプリカモデルに 試乗していただき その安全性 快適性を 確認

いただける機会を 買う 買わないと いうことに関係なく お気軽に来ていただく機会

を 皆様に お作り頂けることを スタッフ一同 お待ちしております。


簡単な内容ですが 作業報告動画を アップさせていただきました。



ぜひ ご確認 お願い申し上げます。

https://youtu.be/cvxrlgwhg0k

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roadster 龍妃 ファイナル ボディー 積層用のメス型を カーベキュー加工するように

製作させていただきましたが 先ほど ご説明したように 現在の工場ではなく 現在の

展示スペースである 隣の工場での積層作業を目的に製作しましたので 回転にあたり

現在の工場は 2階がある関係で 作業場の屋根が 奥半分が 低く 回転時に 屋根に干渉

してしまいますので 上記のように すでに カーベキュー装置は 購入済みですが 工場

移転時に メス型に装着するため 保管しております。


移転の際は 即時 カーベキューの完成となりますので ご確認ください。