ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

新規ドアー製作過程 報告 その2 サッシ変更&インナーパネル加工

先回の作業進行報告の続きを ご報告させていただきます。

昨日(7月10日)は サッシ製作を何とか 完了まで行いましたが どうしても 気になった点がございます。

その点というのは Bピラーに接するサッシの角度が もっと 斜めにしたほうが良いのではないかということです。

しかし 斜めにして上下に問題が無いかどうかが 気になりますが 理屈的にも 逆に もっと サッシの下部は ドアーのサイズの問題上 変更できませんが 上部は さらに後方へ移動することで 見た目も良くなり ガラスが下がる際に どうしても形状の問題で ガラスの後部がサッシから離れた状態で下がるのですが その離れる隙間も もっと少なく出来るのは無いでしょうか?

昨晩 じっくり 考えた挙句 この変更は 良い事はあっても 悪い方向には ならないと判断いたしました。

そこで せっかく完成しましたが 再度 切断して サッシ後部の上面だけ 後ろに2cm延長してみることにしました。

結果的には 大成功です!

こちらのほうが より ガラスがサッシから あまり離れず 自然に上下しますし 見た目も 凄く すっきりして バランスも良くなりました。

心配していた レギュレーターも 理屈的に サッシの角度と水平に装着すれば良い筈ですので その考えで 装着位置を決めたところ こちらも 問題なく うまく装着することが出来ました。

しかし ひとつ問題となったのは パワーウィンドーモーター装着部に サッシの前部を装着することになり モーターを装着するスペースが無くなりました。

手動の場合は 問題ないのですが パワーウィンドー装着の際は 問題が出そうですが うまく装着位置変更が出来ればと思っておりますが なにぶん ユーノスのパワーウィンドーレギュレーターはワイヤータイプであり 肝心のワイヤーの長さが 非常に短く 変更箇所が確保できるかどうか かなり 難しい問題となりました。

また ウィンドーの上下の際 ガラスが 下がりきったときに かなり ドアーの下部が外側 ギリギリになってしまうので ドアーの中で ガラスが斜めに降りて行く状態となりました。

おや??? これって 逆に良いんじゃないでしょうか????

ドアーの中で 下側の室内側が空くんですよね? 良いじゃないですか!

トヨタ2000GTは 実は 通常のクルマと違い ドアーのインナーパネルが 外側に凹んだ感じで製作されており 一番下側に シガレットライターと灰皿が装着できるように 室内側に飛び出している形状なんです!

以前は この形状を再現したくても なかなか スペース的にキツク それでなくても ユーノスの場合 シート幅が 通常のクルマよりも狭いため シートに干渉するギリギリのサイズで 何とか 製作していました。

今の状況ならば ドアーインナーパネルの下部を中側に凹ませてやれますし オリジナル同様の形状が製作できるじゃないですか!

考える余地無く もちろん 即 製作決定ですよね!

ハッハッハ! 大成功でーす!

皆様 喜んでください! インナーパネルも オリジナルに近く整形可能になりました!

今回の成功で 一段と オリジナルに近づき より ご満足いただける 良い車になるでしょう!

やはり 一回製作してみないと わからないですね! 全体を一回 完成させ それから 問題点が把握できれば それを改善さえ可能ならば より良い物ができると言うことですね!

今回は 天井やドアーだけではなく すべてといって良いほど 多方面で 大改造になる予定ですので 是非 ご期待ください!

生まれ変わった 龍妃ファイナルは 必ずや ご期待に沿える 見違える姿になると自負しております。

本日の作業進行状況の動画です 是非 ご覧いただければ幸いです!

http://www.youtube.com/watch?v=BWzPhZjLeAY