ROADSTER GARAGE ロードスターガレージ

ミウラ・イオタ・2000GT スーパーカーレプリカのロードスターガレージ

製作ブログ

蘇る夢の軌跡

roadster 龍妃 改良作業報告 No,22

昨日 皆様も ご期待いただけていると思いますが 待望の roadster AKI の 第一号のボディーを 無時に ドナーカーに 合体させることが出来ました。

本来は 月曜日に 合体させたかったのですが 車体を固定させるためや ドアーパネルのロックの相手側である ロックストライカーなどを車体に しっかり固定するための 4mm厚の鉄板が まだ 車体に装着してなかったので まずは 鉄板を 各サイズに切り出し 車体に FRP積層で サンドイッチにする感じで 諸定位置に装着する作業を行いました。

この装着した 4mm厚の鉄板に 穴をあけ タップを切ることで 各パーツが ボルトでしっかり固定できるようになるわけです。

もちろん ボディーを離脱した メス型から 即時 二号車のボディー製作に入る 作業も開始しております。

各自の作業は 週明けに 作業計画を 週間ごとに決定した後 日々 その日の作業を 確実に進行できるように 各自が 朝 時間設定を行い 乾燥時間や天候・気温などを 考慮したうえで 無駄な時間が無いように ながら仕事(同時に 複数の仕事を行うこと)を遂行し 色々な作業を 同時進行で進めておりますので 細かいパーツなども どんどん 完成しております。

Roadster 龍妃 の マスターモデルも 無時 メッキモールのメス型が完成しましたので まずは メス型製作の為 塗装した 特殊サフェーサで出来た 塗料の段差を サンディングして整え その後 パテ修正を行う作業を進めております。

すでに 何回かの パテ修正は完了しており 大体の凸凹修正は終了しておりますが 全面的に 均等にすっきりした表面に完成させるには さらに 広範囲のパテ盛りによる修正が必要ですので サンディングのしやすい 180番の番手のサンドペーパーで 容易にサンディング可能な パテを使用して 広範囲にパテ盛りを行い すっきりした表面を削り出しました。

左右ドアーパネルは 裏面の修正も必要ですので 今は ボディーとの隙間(チリ)を合わせた状態で いったん ボディーから取り外し 別途 パテ修正を施すことにしました。

ボディー本体のサンディング作業も 水曜日には ほぼ終了 最終調整の仕上げパテを塗る状況まで完成しましたので 昨日(木曜日)は 待望の roadster AKI ボディーの合体作業を行うことにしたわけです。

まずは 完成したボディーを 3人で持ち上げ 車両に装着するのですが 当社の車体は 積層枚数が多く しっかり ローラーで 余分な樹脂が 必要以上に含まないように 十分 絞り込んで積層してございますので 肉厚は 枚数積層しているにも関わらず そんなに厚くはないのですが 頑丈ですが 重量は しっかりありますので 非常に 重く 移動だけでも大変ですが 合体の際 かなり 高い位置まで 持ち上げて装着ですので 半端ない重さで 非常に大変な作業でしたが 合体させる喜びの大きさもあり ばか力を発揮 無時 合体も成功することが出来ました。

動画を ご覧いただくと 合体の際 バリバリという 音がしておりますので FRPであることから 皆様は FRPが 割れる音を想像されると思われますが そうではなく ボディーが 下方に向かって丸くなっておりますので 合体の際 ロッカー等のエッジ部分を 外側に開きながら 合体させる必要があり 少人数で装着の為 同時に 全面を広げることは不可能ですので どうしても ボディーに エッジ部分が干渉する際に発生する音が バリバリ音として 聞こえているだけでして 一切 割れやヒビなども発生することなく 合体させることが出来ました。

試作車両 製作の際 ボディーに対し roadster AKIの車体が 約2cm 前方に固定していたようですので 今回は その点も 十分考慮したうえで 定位置に固定したいと思っておりましたが その作業による 最大の問題点として ドアーを開いた際に ドナー車の一部が飛び出しているような感じになることが 分かっておりましたので その部分が 気にならない状態に装着 出来るかどうかが 合体の最大のポイントでしたが 思い切って 飛び出し部分を 一部 切断して 裏面を確認したところ ちょうどよく 傾斜のかかった補強板が その部分のみ 裏面に 存在することがわかり それを利用して改良することが出来 問題点も 見事に解決することが出来ました。

この改善により 予定通り 2cm ボディーを後方に装着も出来  確実な位置に車体固定が出来ましたので 最高の結果になったと 喜んでおります。

合体後は 各部のサイズを確認しながら 各部を車体に固定する作業に入っております。

龍妃ファイナルとの違いは ドナー車のフロントピラーを 龍妃ファイナルは 使用しますが roadster AKI は 車体が後方に装着されるため フロントピラーを別途 新規作成しなければならず フロントピラーですので 十分な強度確保も大切ですので 肉厚の10cm角の4角材を使用して フロントピラーの製作も完了しております。

もちろん ドアーを開いた際に 開き過ぎにならないようにするドアーストッパーも オリジナルのフロントピラーから取り外し 新規製作した フロントピラーに移植して製作しております。

昨日 ボディーとの各部の固定は完了しましたので フロントマスクの固定を 本日は 行う予定ですが どうしても ボディーが頑丈な分 重量もございますので フロントフェンダー部分で 重量の為 フロントマスクが このままですと 下に下がってしまいますから ボンネットを装着しながら 定位置に固定できるように 固定ステーを製作 しっかりした フロントマスク固定を目指すつもりです。

龍妃ファイナル の パテ修正 及び 特殊サフェーサ塗装作業は 来週末までに完成させる予定でおりますので 25日以降 各部にメッキパーツ等を いったん 装着させていただき 新型 最終版 龍妃ファイナル の完成度をご確認いただく為の 写真撮影 及び 比較動画を撮影する予定で頑張っておりますので ご期待いただけると幸いです。

今回の 龍妃ファイナル の改良ですが フロントウィンドー 及び ルーフの移植により 確かに 飛躍的な変化を得ることが出来ておりますが 実は 昨年より 行っておりました 全面ボディー改良により フロントマスクなども roadster AKI と 変わらない完成度になっておりまして 昨年からの改良と 今回の改良の相乗効果で 飛躍的な完成度のアップが出来ており ご期待に 必ずやお応えできる 皆様に 喜んでいただける車両に仕上がっていると思っておりますので 是非 ご期待ください。

少々 長くなっておりますが 待望の 車体合体の動画 及び 作業報告をアップさせていただきましたので 是非 ご確認をお願いいたします。

https://youtu.be/gVz_-ZTXmkI